事業計画書作成のポイント
事業計画書を作成するポイントは大きく3つのポイントに分けられます
なぜお金が必要なのか
金融機関に融資を申込むということは、必ず資金需要があるということです。この需要の内容を金融機関に明確に伝えなければなりません。
資金需要は大きく分けると、設備資金と運転資金の2つになります。
どのように使うのか
長期的に使用する「物」を購入する資金か、それ以外に使う資金かということです。
どちらにしても、事業計画書に記入する際には「この資金を活用することで利益が増える」と政策金融公庫に印象付けなければいけません。
どのように返済していくのか。
2つの観点から返済実現性を明示しましょう。1つは、返済原資をどのように確保するのか、もう1つは返済スケジュールをどのように組むのか、この2点を具体的に示してください。
返済原資は、原則的には売上・利益を伸ばして確保するものです。具体的な根拠とともに、売上・利益がいつまでに、どの程度伸びるのか、前向きな見込みを明示することが必要です。
先のことなので、どの程度売上・利益が伸びるかは分からないというケースを聞きますが、そのような状態では融資を受けることは難しいですし、仮に受けられても遅滞なく返済できる可能性は低いと言わざるを得ません。
一方、返済スケジュールですが、これは余裕をもって確実に返せる見込みで計画します。あくまで最終的には金融機関の意向も踏まえたスケジュールということにはなりますが、計画よりも売上や利益が多少下方に振れても問題なく返済できる程度の期間を見込んでおくとよいでしょう。
ここまで明記してきたように資金調達をするには面倒な手続きや書類作成が必要となります。
だからといって「めんどうくさい」とか「よくわからないから」なんて言っていたらもったいないものです。
会社設立.comでは開業時の資金調達でお困りの方にはしっかりサポートいたします。